リモコンの使い方

1. 接続
   リモコンの上側にあるジャックには、付属の送信部を挿し込んでください。
   警告　他のものを差し込むとリモコン本体が壊れる恐れがあります。
   本体右又は左側面にあるジャックには、お使いになるスイッチを接続してください。
   
   
2. 初期設定
   各社のテレビ・ビデオに対応する為、テレビとビデオのメーカーを設定する必要があります。 以下の手順に従って設定してください。
   
   
   1. リモコンの裏に数字キーが並んでいますが、その隣にある設定スイッチを数字キーの上にあるランプが点灯するまで押しつづけてください。
   2. ランプの点灯を確認後、以下の表に従って、３桁のメーカーコードを数字キーで入力してください。

      	テレビ		ビデオ
      メーカー名	コード	対応年度	コード	対応年度
      マルマン	200,220	93年度〜	282	93年度〜
      フナイ	140,160,210	90年度〜	192	87年度〜
      ゼネラル	090	87年度〜	092	87年度〜
      日立	150	85年度〜	122,172	86年度〜
      松下	110,170	86年度〜	202,222,232,242	84年度〜
      三菱	180	87年度〜	182,252	88年度〜
      ＮＥＣ	120	90年度〜	142,152	90年度〜
      フィリップス	190	−	272	−
      パイオニア	130	90年度〜	162	90年度〜
      サンヨー	030,050,060	85年度〜	032,042,052,062	85年度〜
      シャープ	040,070	87年度〜	072,082	87年度〜
      ソニー	080	形式にＲマークの ついている機種	012,022,102	形式にＲマークの ついている機種
      東芝	100	84年度〜	112,132	86年度〜
      ビクター	000,010,020	84年度〜	002,212,262	84年度〜

      一部に操作できない機種もあるようです。
   3. ３桁の入力を終えるとランプが消灯します。
   
   
   テレビとビデオで別々に設定する必要があります。たとえテレビとビデオが同一のメーカーの製品をお使いの場合でも、テレビとビデオではメーカーコードが異なる為、必ず別々に設定する必要があります。
   
   
3. 通常の使い方
   
   1. スイッチを押してください、スキャンが始まります。
   2. スキャンが開始したことを表す為に、左上の赤いランプが点灯します。
   3. 設定された周期で、順にランプの点灯位置が移動していきます。
   4. そのまま何もしないでいると、２周したところでスキャンは終了して、全てのランプが消灯します。
   5. 行いたい操作のランプが点灯したところでスイッチを押すと、そのランプの位置の機能がリモコンから送信されます。
   6. 電源等、一度操作すれば十分なものを選んだ場合は、そのままランプが消えてスキャンも終了します。
   7. 音量の変更のように少しづつ変化するものを選んだ場合は、スキャンの開始を表すランプと、選択したランプが交互に点滅し、操作が継続していることを表します。 点滅している間、設定された間隔で繰り返し操作信号をテレビ又はビデオに送り続けます。 もう一度スイッチを押すと、全てのランプが消灯し、操作を終了します。 なお、一度にあまり大きく音量を変えることはないと思われるので、繰り返し送り続ける時間は3秒間に制限してあります。
   8. チャンネルの変更の場合は、音量の場合と同じですが、繰り返す間隔が音量に比べて長く、時間制限も有りません。
   9. 早送り・巻戻しを選んだ場合は、始めに一度操作信号を送った後、選択したランプが点灯し続けます。 この間、テレビ・ビデオに操作信号は送りません。 もう一度スイッチを押すと、テレビ・ビデオにもう一度操作信号を送り、全てのランプが消灯し、操作を終了します。
   
   
   
4. 速度の調節
   本体裏面の左側中央付近に３つの穴が開いていますが、そこから以下の３点の速度の調節が可能です。

   左	スキャン周期を調節します。
   中央	短い周期の繰り返し(音量等)の周期を調節します。
   右	長い周期の繰り返し(チャンネル等)の周期を調節します。

   なお、調節には細目のマイナスドライバーが必要です。
   
   
5. 電池の交換について
   それ程早くなくなるものではありませんが、 表から見えるワンスイッチで操作する為の回路は、かなり電池が古くなってきでも動作する為、 電池が消耗しているかどうかはテレビ・ビデオの操作が言う事を聞かなくなってきたと感じた時点で、 裏面の数字キーの上に付いているランプの明るさで確認してください。
   このランプは数字キーを押すことで点滅しますから、その点滅時の明るさを確認してください。 暗くなっていたら交換時期です。 交換手順は以下の通りです。
   
   
   1. 裏面４隅近辺にある ピンク に塗られたネジを外してください。
   2. 裏蓋の数字キーが付いていない側の辺を持ち上げると、無理なく蓋を開けることができます。
   3. 裏蓋と本体はケーブルで接続されている為、無理に引っ張らないようご注意ください。
   4. 中を見ると下の方に単３が４本入っていますから、これを４本とも同時に同一の銘柄の電池と交換してください。
   5. 電池の種類はマンガン・アルカリどちらでも構いません。
   6. 滅多に見かけることはないので使わないと思いますが、単３型リチウム電池の使用は避けてください。 初期電圧がマンガンやアルカリと比べて高い為、回路を壊す恐れがあります。
   7. 交換が完了したら、裏蓋を閉めて４隅のネジを締めてください。