スキャン入力の説明

この方法は入力に時間がかかりますが、自由に動かせる部分が 極僅かでも入力ができる事が特徴です。 なお、WiViKというソフトに基づいて書いていますが、 他での実現例としてWiViKでは実現されていないものも含んでいます。

こんな見かけ

いまさらかもしれませんが、スキャン入力について説明してみたいと 思います。 まず、そもそもスキャン入力とは何かという方のために、、、
まぁ人によって定義が多少変るかもしれませんね。

わ ら や ま は な た さ か あ を り い み ひ に ち し き い ん る ゆ む ふ ぬ つ す く う 　 れ え め へ ね て せ け え 　 ろ よ も ほ の と そ こ お	←こんな文字が並んだ、ランプの付く文字盤とか、パソコンの画面に 表示された絵の中から、縦横など一定の規則で場所を指定する事で 文字を入力するものを、ここではスキャン入力と呼ぶ事にします。

こんな感じで文字を選びます

縦横の順に場所を指定する方法です。

　　

上の絵で青い色で見えている部分が現在選択されている部分ですが、 この青い部分を移動させて、まずは入力したい文字を含んでいる列を決めます。

　　

列を決めると、今度は青い部分の大きさが一文字単位に変化します。 先に選択した列の中で青い部分が動くので、入力したい文字に青い部分を 合わせて文字を入力します。

選択部分の移動の仕方のバリエーション

選択部分の移動方法

上では青い色で表示されている選択部分を簡単に「移動させて」と 書きましたが、移動させる方法にも色々種類があります。
1. 機械が順に移動させていくので、目的とする部分に来たときに タイミングを合わせてスイッチを押す事で選択するもの。 バリエーション
2. スイッチを一回押すと一つ選択部分が移動する等、 移動の操作を行うもの。 バリエーション
3. 上記の二つの折衷方式。 バリエーション

特殊機能